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2016年7月22日 (金)

スカイメモNSのPE改善について

過去記事をみていただいている方がいるみたいですので
もう少し補足してみます。
図にウオームネジとワッシャ、ブロックを書いてみました。
理想的には、図のようにウオームネジはブロックは正しく
ブロックの面凸形状の面に垂直に差し込まれています。
間にワッシャが入ります。

なんらかの問題(素人メンテや組立時のばらつき)などで
この垂直関係が崩れブロックとの間に傾斜がついたままで
運転されるとワッシャに偏荷重が加わることになります。
もちろん穴とのハメアイでシャフトにも穴の入り口出口で
縦横の隙間の違いが発生します。
もしかしたらこれでガタを小さくするメーカーの手段だった可能性もあります。
ブロックを斜めにすると横方向の隙間は減少して
ウオームは最初のうちはブレが少なくなります。
しかし、何十年も運転するとグリスが切れ
ワッシャとブロックの間に摩耗が出た状態が続くと
ワッシャがベースブロックを削りながら回転するようになります。
下図の状態ではへたったワッシャと凹みの影響で
ウオームねじがで前後方向に運動するようになり
結果的に周期的なPE異常が発生します。
Skymemo

私の個体では凹みの高低差は約0.03mmありました。
ウオームネジの前後運動は前のブログの通りで0.01mmほど
ありウオーム周長から求めた角度で示せば
無視できないレベルでした。

最近の安いポタ赤でPEが悪い個体も
歯がだめなだけでなく、横スライドによるウオームネジの
暴れも考慮したほうが性能が上がるのではないかと
思ったりします。

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